今回ご紹介するのはネオクラッシック系ど真ん中と勝手に私が思ってる70スープラのオーディオフルカスタムです。
この時代ならではの独特のオーラを放つスタイリングです。
リトラクタブルヘッドライトが時代を感じさせますね。
そんなスタイリッシュなスープラに取り付けするスピーカーユニットは
コチラ!
HERTZ MLPK1650.3 です!
3Ωのダイナミックな鳴りのMille PRO シリーズのミッドバスに
Mille Legendシリーズの繊細なツィーターを組み合わせた
通常のラインナップには存在しない国内オリジナルパッケージです。
このユニットはユナイテッドサウンド長谷川社長との談話の中で提案させて頂いた事が実現した
スペシャルなモデル!
今回もミッドバスはスラントバッフルで、
ツィーターはAピラーにマウントセパレートタイプで製作していこうと思います。
先ずはドアパネルのデザインから。
今回もCADを使ってイメージング。
CNCルーターで切り出したパーツを組んでは外しての繰り返しで形を調整しながら形成していきます。
ミッドバススピーカーのバッフルは今回もソリッドPVCを選択。
背圧の逃げも広めに開口しています。
パテと樹脂も使って更に形成。
ミッドバスの角度もいい感じに立ち上がっています。
持ち手のパーツとパワーウィンドウスイッチのパネルも1から製作です。
そしてここで一旦デッドニング作業を挟みます。
先ずボディー側の鉄板にスポットで制振材を貼りスピーカーの背圧がかかる所には拡散材のディフュージョンを貼っていきます。
サービスホールが広めなので5mmのPVCで穴埋め用の下地を作り固定します。
その上からレアルシルトでしっかりと制振していきます。
これでデッドニング完成。
次にピラーの方も純正ベースを基にデザインしていきます。
切り出したパーツを削りまくって形成していき純正ピラーにあてがってまたまたパテと樹脂で形を整えていきます。
ツイーターのマウントにもPVCを使用。
だいたいの形が出来上がってきました。
この後は塗装と生地貼りへ。
ウルトラスェードとダークグリーンの塗装のコンビネーションでピラーツィーター埋め込み完成!
こちらの純正ドアパネルも
こんな感じでアウターバッフル完成!!
当店オリジナルのアルミアコースティックリングを装着し重厚感のある仕上がりに。
ドアを閉めた時にツィーターとミッドバスがすべて運転席と助手席の間を向くように角度合わせしてあります。
以上、70スープラ オーディオ フルカスタム 前編でした。
中編ではアンプラック製作・トランクウーファー製作を紹介させて頂きます。