
今回ご紹介の作業はフロントドアアウターバッフル(スラント加工)とAピラー加工、センタークラスターデッキパネル製作です。

お車はこちら。メルセデスベンツG-ClassAMG。

WALDのフルエアロとホイールがバシッときまってますね。
威圧感半端ないです。超いかつい!

今回インストールするスピーカーはこちら。
FOCALの165W-XPに3W2Beのスコーカーを追加したイレギュラーな3Wayシステム。
この組み合わせ国内初かな?

先ずはドアのデザインから。
純正ドアの上からデザインしていきます。

奥行とかスラントの角度とかできるだけ細かく図面にしてからCNCで切り出しです。
またCNCルーターの写真撮り忘れた。涙

ドアパネルはソリッドPVCで穴埋めしてAquieTでデッドニング処理。
流石はゲレンデですね。最初から補強ガッチリな骨組みの上からデッドニングなのでこの段階で結構しっかりした箱になりました。

いよいよ内張を切開けてバッフル面の制作です。

化粧パネルも形にしていきます。

ドア全体のイメージが見えてきました。
スラントの角度もほぼ設計どうりです。
スピーカーの接地部分のバッフルは今回もソリッドPVCで制作。

リブを立ててスピーカーのバッフル部分をしっかりホールド。

ドアパネルに沿うように型合わせしシッカリと固定。
後はパテと樹脂で表面を仕上げて塗装仕上げに入ります。

続いてAピラー加工。
ツィーターとスコーカーの2連加工はウチではお決まりのスタイルですね。

3Way全てのスピーカーの軸が同じ方向を向く様にセッティング。

ピラーもパテで整形して行き最終黒のジャージクロスを巻いて仕上げます。

バッフルの塗装は今回はカッパーブロンズ寄りのシャンパンゴールドを選択。
ゴージャスなイメージを演出します。

そしてonUfactoryのロゴをエッジングしたアクリル2段イルミネーションをLEDで光らせます。

化粧パネルにレザー生地を張ってドアアウターバッフルの完成。

ピラーもLEDリングでキラッと光るイルミネーション。

オンユーファクトリーではスラントバッフルがかなり定着してきていて嬉しい限りですが、
勿論、普通に水平対向バッフルも受け付けておりますのでご心配なくです。

FOCALの3WayスピーカーをALPINE 11型フローティングBigXで鳴らすにはプロセッサーが必要ということで
またもや登場、ESX XE6440-DSP (6chアンプ内蔵プロセッサー)。
今回はシート下にインストール。

次にデッキパネルの設計です。
純正デッキの位置が結構下にあって画面が見えにくいのでエアコンパネルも含めて位置変更。

シンプルにまとまりました。
プロセッサーのコントローラーとダコタデジタルの電圧計もこの位置に決定。
デジタル電圧計と言えばダコタデジタル!という世代は私だけじゃないのではないでしょうか?
今尚現役のブランドです。カッコイイ!

11型の大画面で位置もバッチリ。
これできっとドライブが何倍も楽しくなりますね。
羨ましいです。

前まわりはコンプリートしたので次はラゲッジオーディオインストールのご依頼お待ちしています。笑

作業のご依頼ありがとうございます♪